エレベーターの定員はコロナで４人？待ち時間増えるジレンマ

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緊急事態宣言が解除となって、新型コロナウイルスが終息したかと思いきやまだまだ油断を許さない状況となっています。

本来のエレベーターの定員は、エレベーターの操作盤上に記載されています。そもそも定員をオーバーするとブザーが鳴って警告してくれるようになっています。

しかし、コロナの影響でエレベーターに一度に乗る定員数を削減して、運用しているマンションもあるようです。

待ち時間が増えるというジレンマを抱えています。

エレベーターの定員はコロナで削減！

東京都のコロナウイルス感染者が、２００人を超える日があるなど、まだまだ新型コロナウイルスの影響は収まっていません。

新型コロナウイルス感染予防対策として有効とされているのが、３密（密閉空間、密集場所、密接場面)を避けるというものです。

アメリカの業界団体National Elevator Industry Inc.を始めとするエレベーターの専門家らは、１台の定員を４人にすることを提案しています。

なぜ４人かというと、各人が四隅に立ち壁に向かって乗るという前提です。

しかし、壁に向かってエレベーターに乗ると階数を表すインジケーターが見えずに、何階に到着したか分からないため不安になってしまう方もいるのではないでしょうか。

試しに、エレベーター内では目を閉じて乗ってみてください。高い階数までのエレベーターであればあるほど不安になりますよ。

最近のエレベーターは、音声案内で到着階数を伝える機能もありますが、壁に向かって立つと「そろそろ、エレベーターを降りる準備をしなければ！」という心の準備が出来ません。

エレベーターを使わずに、階段を使うという選択肢もありますが、階段で上り下りするには限度がありますし、階段そのものを使えない人もいますよね。

現時点では、とにかくマスク着用は必須で、会話をしない、他人と向かい合わない、ボタンは直接触らないなど、エレベーターの乗車ルールを守りながら、個人でできることをするしかなさそうです。

エレベーターの待ち時間が増えるジレンマもあります。エレベーター待ちのために、エレベーターホールが密になる可能性も気になります。

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マンションにとっては、縦方向の移動に欠かせない乗り物が「エレベーター」です。

新型コロナウイルスの影響で、乗車人数に制限を設けているマンションもあります。早く安心して暮らせる日々が来て欲しいものです。

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